昭和30年代アルプス 白馬岳



昭和 34年と推定する。写真の中に測量の櫓と思われる物が写っている。白馬岳の一等三角点は
選点が昭和34年6月21日、埋標が7月15日となっている。戦中、戦後の混乱で長らく手が着かなかった
地形図の改測がやっと山岳地帯まで及んだと思われる。

改めて写真を見直すと急速に装備がよくなっている。昭和31年のマナスル登頂を契機に空前の登山ブーム
となって登山用具が出回り出したようだ。地下足袋がキャラバンシューズに進化しているが父は相変わらず
軍靴の編上靴だ。


白馬大雪渓


後は杓子岳


のんきに写真を撮っているが落石の危険地帯


白馬岳の頂上と思われる


右は測量の櫓と思われる


雷鳥の雛らしい。今ならとんでもない行為だが



飲んでいるのは缶ビールのようだ。
父は酒を飲まないので極めて珍しい

下は別の年のようだ。女性は会社の同僚社員


村営頂上宿舎


バックは剱岳


着ているヤッケは長くスキーでも着ていた





服装や靴がどんどんよくなっている


2007年作成

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