2006年9月9日〜10日 焼岳 |
9月9日急行”きたぐに”で富山着、高山線の始発で猪谷へ、神岡鉄道に乗り継ぐ。 ところが普段ガラガラの列車が混み合っている。神岡鉄道が廃止になるので鉄道ファンが 殺到しているらしい。 |
いろりがある列車 |
終点の奥飛騨温泉口で改札を出たのは我々二人だけだった。今回の山行の同行者は雪男さん。 タクシーで中の湯温泉登山口へ向かう。焼岳は上高地、中尾温泉、中の湯温泉の登山口がある。 中の湯の登山口はさらに釜トンネル口の卜伝の湯からの道と中の湯旅館の先から取り付く道の 2本がある。安房峠への旧道のつづら折れを登る途中に中の湯旅館がある。さらにしばらく登ると 登山口がある。登山口の周辺にたくさんの車が止まっている。大勢の登山者がいるようだ。 |
明神岳がのぞく |
樹林帯のよく手入れをされた道を進む。急登もなく登りやすい。 約2時間で下堀沢に出ると視界が開ける。荒れ果てた沢沿いに登っていく。 森林限界を過ぎると笹原になり最後は岩がゴロゴロしている斜面を南峰と北峰のコルに上がる。 |
コル付近の噴煙 |
盛んに噴煙が吹き出している。活火山であることを実感する。2455mの三角点は南峰にあるが 見るからに不安定な岩が積み重なっている。コルから北峰に向かう。北峰を回り込むように登り 2399mの頂上に立つ。 |
南峰 |
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北峰からのぞく火口湖 |
頂上のにぎわい |
ガスが時々薄くなるがすっきりとれない。それでも前穂と上高地は姿を見せる。 しかし笠ヶ岳はついに出てこなかった。ゆっくり新中尾峠にある焼岳小屋に向かう。 時間的に日帰り可能だが一度泊まってみたかった。 |
前穂高岳 |
上高地 中央の赤い屋根が帝国ホテル |
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コルが旧中尾峠 ピークが焼岳展望台 昭和37年の噴火までここに小屋があった |
焼岳展望台の噴気口 |
焼岳小屋 |
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小さい静かな小屋。一泊7100円 食事もおいしかった。泊まり客6人、食後の団欒も楽しかった。 再び訪れたい小屋だ。 |
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屋根裏部屋 |
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小屋から見た焼岳 |
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焼岳展望台 焼岳はガスが取れない |
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西穂、奥穂、前穂 |
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西穂山荘が望める |
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焼岳小屋の屋根がのぞく |
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笠が岳 |
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上高地への下り 思ったよりけわしい道が続く。中の湯コースの方が歩きやすい。 |
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大正池に続く峠沢と上堀沢 土石流検知のケーブルが張られている |
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上高地の登山口 |
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田代池 |
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大正池 焼岳からの土石流で埋まってしまった |
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ウェストン碑 |
昭和30年代は四角だった |
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雨に煙ぶる上高地 |