2006年12月30日 天狗塚 |
登山口9:00−天狗峠西山分岐11:25−天狗塚11:45(発)13:00−登山口14:30 2006年最後はやはり祖谷山系で締めたい。8月11日以来4ヶ月ぶりだ。いつものようにフェリーで四国へ、国道32号線を進み、大歩危から祖谷に向かう。国道をはずれると橋上は積雪がある。祖谷トンネル手前では雪が舞うが好天を信じて車を進める。落合の先から西山林道に入る。集落を過ぎたら轍はないが雪上に踏み跡がある。亀尻峠の分岐を過ぎ砂防堰堤の所から踏み跡は山にはいっている。道路上の積雪はますます多くなる。無理をせず堰堤の脇の広場に車を止める。ここからなら天狗塚の登山口まで歩いても1時間弱だろう。もし踏み跡が天狗塚まであれば下りに利用させてもらえればここに車を止めた方が好都合だ。 階段を上がって登山道に踏み込むが積雪はくるぶし程度だ。ワカンは持ってきているが必要はないようだ。 |
![]() 駐車位置から見る滝下の天狗塚 |
![]() 登山口の積雪は少ない |
![]() 滝下の天狗塚の向こうに黒笠山 |
![]() 1476メートルの標高点 |
![]() 朝日があたる |
標高点まで夏と同じ1時間で上がるがそこから雪が深くなり稜線まで1時間30分かかる。登るにつれて天候がよくなり朝日に樹氷が輝く。樹林帯を抜けると牛の背と天狗塚が望めるようになる。大きく量感のある牛の背は雪を纏ってさらに大きく見える。振り返ると寒峰と矢筈山は雲の下だ。笹原で雪まみれになって天狗峠西山分岐にたどりつくとスノーシューの踏み跡がある。砂防堰堤から上がった登山者の踏み跡だろう。牛の背から天狗峠綱附森分岐方向へ続いている。さほど時間は経過していないようだが姿は見えない。 |
![]() 牛の背1757メートル ![]() 祖谷の集落を見おろす。右端の雲の下が矢筈山その左の鞍部が落合峠 ![]() 天狗峠西山分岐からの天狗塚 天狗の右は土佐矢筈山 同じ山名が近くにあってややこしい ![]() ![]() 天狗塚と牛の背 このあたりはコメツツジの大群落 |
天狗塚に着いてしばらくすると天狗峠西山分岐の標識の所に一人上がってきた。ほどなく頂上に着かれラッセルの礼を言われる。徳島のHさんと名乗る男性は徳島の山しか登ったことはないと言われる。もらった名刺には天狗塚の写真があしらってある。こういう名刺もいいな、俺も作ろうかなと思う。さらにいろいろルートを教えてもらい、地図まで戴く。一緒に下山して登山口から駐車位置まで送ってもらう。いい人に会えてよかった。 帰りに高松市内で「イメージをトレースする山歩き地図 1」剣山・三嶺を買う。 2006年最後の登山は収穫の多い山行になった。 |
![]() 天狗塚1812メートル 三角点はない 矢筈山、黒笠山方面を望む |
![]() こちらは土佐矢筈山 1607メートル |
![]() 綱附森 1643メートル |
![]() 牛の背 このスケールの大きさは中国山地にはない魅力だ ![]() 上 右は地蔵の頭 鞍部が天狗峠綱附森分岐 左の高みが天狗峠西山分岐の標識の所 下 左から三嶺、剣山、次郎笈 ![]() |