2005年9月11日〜13日 白馬岳 |
11日 栂池−乗鞍岳−白馬大池 12日 白馬大池−小蓮華山−白馬岳−白馬鑓ガ岳−白馬鑓温泉 ↓↑ 旭岳 13日 白馬鑓温泉−猿倉 登山口 長野県北安曇郡小谷村栂池高原 9月11日早朝、白馬駅に降りたつ。今回のメンバーは4人、Sさん夫婦、雪男さん、私 糸魚川では土砂降りだったがここは降っていない。しかし、空は今にも泣きそうだ 案の定、タクシーで栂池高原に着く頃には窓をたたき出した。ゴンドラリフト、ロープウェイ を乗り継ぎ栂池自然園へ到着。雨具を着て大雨の中に覚悟を決めて踏み出す。 ホテルと言っても遜色のない立派な山小屋を過ぎると天狗原への登りに掛かる。 強まったり弱まったりする雨の中を高度を稼ぐ。1時間少々で天狗原へ着く。 ここでコーヒーを飲めればと思うが黙々と歩く。乗鞍岳の登りでは雪田も残っている。 広く平らな乗鞍岳の頂上台地をガスに見え隠れするケルンを目標に進む。 ケルンからは白馬大池が見えるはずだが何も見えない。突然、雷鳴が鳴り響く 大岩のゴロゴロした大池湖畔の道をみんな必死で小屋に駆け込む。 3時間歩いただけだが今日はここまでとする。 |
![]() 白馬大池山荘 Y 翌日は快晴。唐松岳までの長丁場なのであまりゆっくり出来ないが急ぐのはおしい ![]() 雷鳥坂 Y ![]() 白馬大池 Y 雷鳥坂を登り切ると鹿島槍の双耳峰が目に入る。北に目を転じると日本海まで見渡せる。 ![]() 鹿島槍ヶ岳 Y ![]() 小蓮華山への稜線 Y ![]() 白馬岳 Y |
二重山稜になった尾根を進んで小蓮華山へ。早くも白馬頂上は雲が懸かろうとしている。 小蓮華からわずかに下り三国境から白馬岳に突き上げる。高山植物保護のロープ が頂上まで設置してある。 |
![]() 小蓮華から白馬 Y |
![]() 小蓮華山 Y |
![]() 三国境への登り Y ![]() 八方尾根スキー場と麓の白馬村 Y ![]() 三国境からの鉢ガ岳、雪倉岳、奥に朝日岳 日本海が見える Y |
みんな頂上を踏めて大満足。一生懸命山座同定するが方向指示盤が摩滅してよく分からない。 新田次郎の「強力伝」以来のもののようだ。 |
![]() 白馬岳頂上 |
![]() 布団干し |
![]() 剣岳 Y ![]() 杓子岳と白馬鑓ガ岳 Y |
お茶を飲んだり桃缶を開けたりして長居しすぎ不帰ノ嶮を越える時間的余裕が無くなった。 白馬鑓温泉に変更する。時間的に余裕が出来たのですぐ西の旭岳を往復してくる。 |
![]() 旭岳よりの白馬 ![]() 雷鳥 |
縦走路に戻って杓子、鑓ガ岳をめざす。稜線漫歩というのにふさわしい。途中大雪渓が望める。 大雪渓の両側の岩壁を見ればいつ崩れてもおかしくないと納得する。 |
![]() ![]() 大雪渓 ![]() 鑓ガ岳の下り |
鑓ガ岳を越えてザクザクの斜面を下れば鑓温泉の下降路分岐にでる。途中くさり、はしごもあり 思ったよりけわしい道を下る。温泉のにおいがしてからも小屋までだいぶ掛かった。 日がすっかり暮れて星を見ながら入る温泉は最高だった。 |
![]() ![]() 朝日は二枚ともY |
翌日温泉でご来光を迎えてから下山する。猿倉まで一汗も二汗もかいた。 |
![]() プレハブの飯場のような鑓温泉小屋 ![]() 小屋全景 冬は解体する |
![]() 露天風呂 ![]() 下水道の蓋 白馬三山とカタクリの図柄 |
追記 白馬大池は9人鑓温泉は10人と宿泊者が少なかったせいもあるが従業員がていねいでサービスが良く 気分が良かった。もう少しビールが安ければ100点満点だが。 付記 今回は同行の雪男さんの写真が含まれています Yがそうです |