2002年8月20日〜21日 三嶺 光石登山口


堂床6:15−お亀岩避難小屋8:15(発)8:30−三嶺10:15(発)11:10−カヤハゲ分岐11:50−
さおりが原12:55−堂床13:20

三嶺を高知側から登ってみたいと思っていたがやっと実現した。日帰りは無理なので昼過ぎ
岡山を発って光石登山口を目指す、しかし、大栃からの狭く、急カーブの道にさっぱりペースは
上がらない。それでもやっと5時すぎ光石駐車場に到着する。堂床の野営場にテントを張ったのは
6時を過ぎていた。雨の心配がないので河原にテントを張って沢で冷やしたビールで喉を潤す。

静かで快適な一夜を過ごして翌朝幕営用具をデポして6時15分出発。八丁避難小屋を過ぎて
しばらくすると鹿が道をふさいでいる。びっくりして声を出すと道を空けてくれた。この先も3〜4頭の
群れを見る。暗くて写真を撮れなかったのが残念だ。


お亀岩避難小屋

2時間でお亀岩の避難小屋に到着する。無人小屋とは思えないほど
中は綺麗にかたずけられている。別荘にしてもいいぐらい感じのよい小屋だ。
あまりに寒いので小屋の寒暖計を見るとなんと11℃。がまんできず上着を着る。


お亀岩付近から祖谷の集落

稜線へ出ると太平洋まで見える。最高の眺めだ。この景色を眺めながら三嶺まで
縦走できると思うとわくわくする。笹についた朝露でずぶ濡れになりながらどんどん行く。


西熊山


三嶺

1時間45分で三嶺に到着。剣は残念なことに雲がかかっている。
先着していた徳島の男性と話をしながら晴れるのを待つがなかなか雲が取れない。

ふすべ谷から3人上がってくる。リーダーの男性はかなりの年配、しかしすごい人だった。
正月の2日、胸までのラッセルに小屋まで行けず山頂直下の岩の間でビバークしたそうだ。
その場所を案内してもらう。ちょうど岩と岩のあいだで風がしのげる所だ。2人でツェルトをかぶって
耐えたそうだ。そのときの凍傷で短くなった指も見せてもらった。
もっと話が聞きたかったが白髪小屋から三嶺林道に出る徳島の男性と一緒に出発する。
カヤハゲ経由で下山する。


カヤハゲからの三嶺

分岐には今年立て直された指導標がたっている。今日歩いたコースの要所々々で新しくなっていた。
さおりが原に近づくと所々営林署が草刈をしている。さおりが原は元々キャンプ場だったようで
朽ち果てたベンチが残っている。2時間で堂床に到着。デポしていたテント持って光石登山口へ
かえりは別府温泉に寄る。湯があふれよい湯でした。


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