2002年5月21日風呂塔から石堂山


キャンプ場7:00−風呂塔7:20−火打8:15−白滝9:15−御塔石9:40−石堂山10:00−キャンプ場13:30

風呂塔、この奇妙な山名に引かれて訪ねてみた。
国道192号線の三加茂町から南へ棧敷峠方面の細い道を進む。登山口であるキャンプ場までは案内もあり
迷わずたどり着く。地理不案内な四国島外の者にとって四国山脈の隘路は山に登る以上に神経をすり減らす。
今日はスムーズに来れて幸いだった。


キャンプ場の案内板に従って風呂塔をめざす


風呂塔山頂

天気もよいし道もよいと思ったらここから道が一変する。足元は丸太で階段をつくってあるが刈り払いを
長い間していないとみえて木のかぶりが激しい。道は稜線を忠実にたどっている。2万5千図の火打山に
至る尾根の最低鞍部である1322メートルの標高点でキャンプ場からのトラバース道に合する。ここには
特に標識はないが火打山までよく踏まれている。火打山に近づくにつれロウ石が目に付く。
昔、火打石に使っていたやつだ山名はここから付いたのだろう。


火打山

風呂塔から約1時間を要した。山頂に平成2年に道を整備した記念碑がある。
それからいくらも手が入っていないようだ。ここから白滝山まで半田側は自然林、祖谷側は皆伐されている。


コルからの火打山

日がよく当るから薮も強烈だ。コルまで急降下、登り返しは白滝山に近づくにつれ尾根がやせてくるが
どうということはない。1時間で白滝山に到着。ほどなく石堂山への道と合流する。


エイザンスミレ

思ったより遠かった御塔石で大休止、石堂山頂上よりここの方が気分がよい。
矢筈山までと思っていたが案外時間がかかったので次回に訪ねることにする。


御塔石


石堂山

くだりは火打山からのコルからキャンプ場への道を通ってみたが15分程度でキャンプ場に帰り着いた。
キャンプ場にもこのルートの説明は無いが桂の大木から南への道へ行けばよい。


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