2001年9月19日〜21日 五龍岳から鹿島槍ヶ岳 |
北陸線の急行きたぐにで早朝、糸魚川着。さらに大糸線に乗り換えて神城駅へ降りたつ。 ペンションの建ち並ぶ通りを歩いて、遠見尾根テレキャビン乗り場に行く。そして一気に 標高1500bのアルプス平まで上がる。さらにリフトに乗り継げば地蔵の頭まであっという間だ。 |
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晴れていれば白馬三山が望めるが シラタマノキ |
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地蔵の頭で遭難碑に手を合わせ山行の無事を祈る。気合いを入れてスタート、20キロのザックが肩にくい込む。 小遠見、中遠見、大遠見、西遠見とアップダウンを繰り返しガスの巻く尾根を辛抱強く登る。 白岳への急登をこなせば唐松岳からの縦走路へ合流する。五竜岳と白岳の鞍部に建つ五竜山荘は目の前だ。 |
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![]() 五竜山荘 |
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テン場は小屋から近くて便利がよいが風が強くてたいへんだった。 翌20日まさに秋晴れとなりテントをたたむのももどかしく飛び出した。 |
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五竜岳の登り 鹿島槍ヶ岳の双耳峰 剣岳をバックに 唐松岳、白馬岳方向 |
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頂上に1時間で着き、ゆっくり朝食をたべた。のんびりしたいが八峰キレット越えが控えている。 7時ちょうど出発、急でもろい岩の大きな下りであっというまに高度を落とす。 G4、G5と名付けられた岩峰群をクサリや針金の助けを借りて越えていく。 いやらしいガラガラの縦走路で全く気が抜けない。 |
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五竜岳の下り 広島から来た百名山の完登者 G5付近 五竜岳、G5、G7? 北尾根ノ頭 |
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3時間30分かかってキレット小屋に到着する。 このルートは逃げ道がないからこの小屋がなかったら極めてきびしいコースだ。 20年前4人で縦走した時も雨の中、手間取りここで時間切れとなった思い出がある。 |
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20年前もっと小さかった記憶がある |
八峰キレット |
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しばらく休んで出発する。一登りでキレットの降り口に出る。鉄はしごで底に下る。 岩壁をトラバースするが鉄はしごで桟道が作られている。この縦走路の核心部だが 整備されているので特に危険に感じない。 鹿島槍ヶ岳が近くなったがそれでも1時間30分の急登のすえたどりついた。 5月には登れなかった北峰に登る。 |
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鹿島槍北峰 |
南峰 |
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遠くから見ると近く感じるが南峰には吊り尾根をへだてて30分要した。 20年前も5月に来たときもガスでなにも見えなかったが今日は最高だ。 ついつい長居をして1時間近く寛いでしまった。 |
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布引岳から冷池への下り |
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いかに晴天でも午後2時になればガスが湧き出す。あっというまに前も後も見えなくなった。 冷池のテン場に3時に着いたがここは小屋から少々離れているので色々便利が悪い。 明日の下山も考えれば種池まで足を伸ばしたい。疲れているが気合いを入れて種池山荘を めざす。すぐに赤岩尾根の分岐である冷乗越そして視界の利かない中を爺ガ岳の北峰も南峰 もパスしてひたすら進む。4時30分テニスコートのようなテン場に到着する。 小屋はにぎわっていたがテントは自分だけで少し寂しかった。 翌日は柏原新道を扇沢に下山。大町温泉の薬師湯へつかり信濃大町駅から行きと同じルートで帰岡。 |