2001年1月19日 泉山

奥津温泉道の駅に駐車。大神宮原登山口から12時に登山開始。中央峰に13時30分着。
稜線は視界がない。頂上はあきらめて下山。登山口に15時着。林道まで降りたら天気が回復した。


登山口


休憩舎の上


中央峰


林道から


2月15日


2月15日泉山へ、昨日来の寒波で今日は無理だと思っていたら
テレビの天気予報が冬型が一時的にゆるみ今日は一日天気が
良いと報じている。妻にも言わず直ちに家を飛び出す。53号線
を県北に向けてダッシュ、しかしストックを忘れて30分のロス。

それにしても今朝は寒い国道の気温標示は軒並み氷点下になっている。
どこまでチェーン無しで行けるか。奥津渓の手前で装着する。
奥津温泉の道の駅の先から林道に入る。林道といっても二車線の舗装道路。
この先急坂もあるがなんとか登りきる。雪道に自信の無い
場合は道の駅の駐車場に止めればよいが登山口まで30分掛かる。
それにしても雪が多い、道の脇の雪は1メートルぐらいある。


大神宮原登山口 11時発

登山口にちょうど一台止めるだけ除雪してある。ラッキーさっそくそこに止める。
登山口には熊注意の標示がある。かんじきをつけて登りだすが雪が
深くひざまでもぐる。踏み跡が続いている。先行の登山者のものか
それにしては車が無いのはどうしてか、しばらくすると踏み跡は脇に
それた。ハンターのようだ。しばらく進むと大神宮原にでる。かつて
牧場だった。下の方はゴルフ場を建設中だ。最上部に休憩舎がある。


休憩舎 11時30分

休憩舎は屋根の雪で今にもつぶれそうだ。ここから本格的な山道になる。
踏み跡は全くないが造林帯と自然林の境を登るので迷うことはない。
雪がますます深くやわらかい。かんじきをしていても足が進まない。
時折、枝から雪が落ちてくる。枝の雪をストックで落として進むが、
そうでもしないと全身雪まみれだ。足元から標識が出て来る、夏なら
もうひとふん張りだが冬は二倍のエネルギーが必要だ。

最後の急登は固定ロープが張ってあるが雪の下だ。腰まで埋まって必死でもがく。
やっとの思いで1198メートルピークにたどり着く、2時間を要した。


1198メートル(中央峰) 13時

天気は申し分ない満足感がひろがる。目の前に泉山の頂上が見える
しかし稜線にも踏み跡はない、思った以上に雪が深く腰までのラッセルになる。


泉山 1209メートル

夏なら15分の距離だがこれでは1時間みてもおぼつかない。
残念だが引き返す、1198メートルピークを踏み固めて休憩場所を造成する。
中に入ると露天風呂に入ったような感じになった。10メートル
高いだけだが泉山は高く見える、再訪を期して下山する。途中、犬の
鳴き声を聞く。猪猟だろうかと思いつつ駐車場所に戻るとなにかを
ひこずった跡と血だまりが残っていた。駐車場所の除雪はこのためだったようだ。


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