2001年10月30日川床、大休、宝珠尾根


10月30日川床から大休峠を経て野田ヶ山、ユートピア、宝珠山と巡って来た。
昨年の地震で通行不能だったのが通行可能と聞き訪ねる。川床を9時30分出発、
駐車スペースは4台から5台自分の車で埋まったが前後に広いところがあるので心配ない。



大休峠までは歴史のある、いわゆる大山みちで歩きやすい。紅葉を楽しみながら
1時間30分掛かって大休峠に着く。途中きのこ採りの人達をみかける。


大休峠避難小屋  2004年の台風で左の木が倒れ被害が出た

峠から野田ヶ山をめざす。足元はぬかるみ雑木が道を覆う。
40分で着く。振り返れば矢筈ヶ山、甲ヶ山がほぼ同じ高さにせまる。


矢筈ヶ山と甲ヶ山

そして進行方向に目を転じれば親指ピーク、振子山、象ヶ鼻を経てユートピア
に続く荒々しい稜線に少し緊張する。昨年の地震でルートはどうなっているか気になる。


親指ピーク

親指ピークは頂上が崩落している。ロープが張られていて問題ないが
振子山の登りはいたるところで崩落しており、おもにルートの左側に巻き道がついている。
しかしロープを張っていない所もあり下りに使うときちょっと嫌な所もある。


通り過ぎて振り返る

やっとの思いで振子山に着く。これほど緊張したのはジャンダルム
以来だ。大山東壁が圧倒的にせまる。


振子山


天狗ヶ峰、槍ヶ峰


三鈷峰 ユートピア避難小屋も見える

12時45分ユートピアに到着。さきほどからどんどん雲が湧いてくる。
すでに6人パーティが食事をしている。その脇で小さくなって休憩する。


ユートピア避難小屋

彼らは天狗ヶ峰までいくようだ。13時15分腰をあげる。三鈷峰も通行止め
の標識があるがみんな登っているようだ。先が長いので今回はパスする。
宝珠尾根もいたるところで道が傷んでいる。特に中宝珠越までは注意を要する。



中宝珠越を過ぎれば道がよくなる。ぶな林の中のしっとりとしたいい道だ。
大山寺への下宝珠越を見送ってなおも進むと宝珠山に着く。


中の原と上の原ゲレンデ

特に標識はないが分岐を真っ直ぐ行くと14時半に中ノ原スキー場へ出る。
川床にはさらに一時間を要した。


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