2001年1月11日那岐山


新年最初の山は那岐山へ。1月11日やっと正月の代休が、しかし
1日だけなので手近の山へ行くことにする。天気予報では午後から
くずれるようなので早めに出発するつもりだったがワカンとアイゼン
が見当たらない。やっと出て来たのは4本爪の軽アイゼン、とりあえず
これでがまんして出発。登山口の駐車場には2台止まっている。


Cコース登山口

道が凍結していないので蛇渕の滝の入り口の駐車場まで車を進める。
Cコースを往復するつもりならもうすこし奥まで入るがBコースを利用
するならここの方がよい。11時出発、凍結はしているが雪は無い。

ドカーン突然遠雷のような腹に響く大きな音がする。日本原演習場
の大砲の音だ。ダダダダー機関銃の音も混じる。平日に那岐山に登ると
季節を問わずこの音が頂上まで響く。普通の山は静かな山を楽しむには
平日に限るが那岐山は演習が休みの日曜日に限る。


大神岩

10分ほど歩いたら道に雪が出て来る、降った雪が一度溶けて凍っているので
スリップしないように慎重に登る。45分で大神岩に到着ここから上は雪が
適当に締まっていて快適に歩ける。急に大砲の音がしなくなったと思えば12時、
もう少しで頂上だ。青空だったのがさきほどから雲が通りだした。俺が着くまでもってくれ。


三角点

12時20分三角点のある地図上の頂上へ着く。しかし最高点1250メートル
峰は北東へ避難小屋を挟んで5分の所へある。


左のコブが山頂

岡山県奈義町、鳥取県智頭町
が建てた山頂標識が二つ並んで張り合うように建っている。Bコースを登って来た
男性が到着するが吹きさらしの山頂で身の置き所がないためか早々に降りていってしまう。


二つの山頂碑

彼は2時間半で来たようだ。急速に天気が悪くなってくる。小雪が降り出す。
12時55分Bコース経由で下山する。指導標、テープがしっかりしているうえに
踏み跡があるので安心して下れる。1時ちょうど機関銃がうなりだす。チャイム
の替わりなのだろうか。途中さきほどの男性を追い越す。こちらのコースの方が
急だ。2時駐車場着。いつのまにか雨になっていた。


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