2000年11月26日氷ノ山(仙谷口)


11月26日天気がよさそうなので前から気になっていた氷の山に
思い立って行くことにする。急に思い立ったので準備に手間取る。
今日は鳥取県の氷の山スキー場の仙谷ルートを登るつもりだ。

手持ちのガイドブックにはこのルートが紹介されていないので
岡山の山からダウンロードする。
http://www.kct.ne.jp/~yamamoto/
このホームページは岡山近辺の山に関して一番信頼が置ける。
私の師匠のホームページだ。

53号線を鳥取方面へ郡家町から29号線を若桜町に入る、ここから
482号線を走り氷の山スキー場へ、林道はゲレンデの中を通る。
すでにリフトは架設され雪が降るばかりになっている。ゲレンデを
過ぎた所に閉鎖された峠の茶屋がありその傍らに指導標がある。

茶屋の駐車場に車を置く。杉林を登ると畑にでる。でっかい大根の傍ら
に指導標がたっている。この畑一帯はゲレンデそのものだ。
指導標に導かれるように畑の奥の杉林の登山道に入る。ここにも標識がある。
ここからスキー場が一望できる。沢すじを登るが水量が少ない為靴が
濡れることはない。鎖場も二ヶ所あり急登が続く。暑い時期なら大変だ。



尾根に出て一息つく。一とがんばりで氷ノ越からの登山道にでる。
このあたりから雪が残っている。日陰はツルツルに凍っているが日向は
代掻きをした田んぼのようになっている。いづれにしても転んだらひどい事
になる。甑岩を過ぎるとすぐに山頂だ。1510メートル一等三角点の山頂
は広々している。避難小屋が三角点のそばに建っている。







頂上小屋といっても本当に山頂に建っている小屋はあまり例がない
だろう。北の方向を眺めると扇ノ山が優美な裾野をひろげている。
いつかは登りたい山だ。氷ノ越から鉢伏山の稜線も魅力的だ、なだらかに
弧を描いて鉢伏高原に続いている。風の無いおだやかな日和に大勢の
登山者でにぎあう。さすが中国地方第二の高峰だけの値打ちがある。





下りは氷ノ越からキャンプ場に向けて降りる。コースタイムは登り1時間半
下り1時間程度だ。



ところでキャンプ場まで降りてきて驚いた。2000年当時2万5千図若桜は
昭和60年測量平成7年部分修正の為、細い林道が一筋あるだけだが、自然ふれあい館、
高原の宿などさまざまな大型観光施設が出来ていて車を置いた所が判らない
ふれあい館の受付で聞いて10分ていどで戻れたが、車はふれあい館の広い
駐車場に止めたほうがよい。登山道の情報はふれあい館のホームページ
http://www.hibikinomori.gr.jp/
に出ている。


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